怖い話を楽しもう♪トラウマ必至の怖い話も、主人公に解決させることでいい話になるかも。
(from 有名な怖い話を、クールに反撃する話に改変しよう )
ちょっと夜遊びしすぎたあの日、俺は渋滞を避けるため人気のない道路を走らせていた。照明は少なく、町並みや木々は暗闇に紛れてほとんど見えなかった。気味の悪い場所だと思い少し余所見をする。
正面に視線を戻すと、長い黒髪の青白い顔をした女が窓越しにこちらを恨めしそうに見ている。時速80キロは出ている車のボンネットに飛びつくとは大した女だ。
しかしこうも目の前に張り付かれては何も見えない。こんなところで事故を起こすのはまっぴら御免だ。俺はクラクションを鳴らすが女は一歩も退かない。
しょうがないので俺はワイパーをかけることにする。
女の髪にワイパーが引っ掛かり、そのまま髪は自身の首に絡みついた。
自分の髪の毛に首を絞められ、なお恨めしそうに呻きながら髪に巻き付かれた右ワイパーと共に女が視界から居なくなる。
何かを轢いたような反動で車体が大きく揺れた。下の方でグシャッという音がするが気にしない。
ところで、ここはどこだ?