怖い話を楽しもう♪トラウマ必至の怖い話も、主人公に解決させることでいい話になるかも。
(from 有名な怖い話を、クールに反撃する話に改変しよう )
その日、酔って帰った私は何をするのもめんどくさくなり、ベッドに体当たりするようにして横たわると、そのまま寝てしまった。
寝る前になにやらバキッ、と言う音と悲鳴を聞いた気がするが猛烈な睡魔の前にはどうでも良いことだった。
朝起きると、ベッドが壊れていた。どうやら昨夜私が乗った瞬間小学校の時のあだ名は「女横綱」、100キロを超す私の巨体とそれがもの凄い勢いで乗っかった衝撃に安物のスプリングベッドの足は耐えきれず足1本が折れてしまった様だった。
「このベッドも3年近く使ってたしなあ・・・」などとぼんやりとベッドに同情しながら、私はふと部屋に充満する血なまぐさい
臭いに気づいた。
「ベッドの下・・・・?」
何が居たのでしょう・・・
私は壊れたベッドをどかし、その下にあった光景に目を丸くした。
ベッドの下にはうつぶせになった若い男が、いや、昨夜までは男だった物体があった。手足があらぬ方向に曲がっており、背中の中心がえぐった様に潰れ、凹んでいる。口からは血の混じった吐瀉物をまき散らし、右手には包丁が握られていた。
どうやら私はベッドの下に潜んでいる男に気づかず眠りこけ、ベッドの足が折れた事により私の全体重を身体に受けたこの男は哀れにも圧死してしまったのだろう。
そう言えば昨日下着を洗濯したままベランダに干しっぱなしだった。
私は男の死体を見下ろし、ため息をついた。洗濯物から女の一人暮らしと判断できる観察眼を持っているのなら、その洗濯物のサイズからその女の体格ぐらい見抜けよ、と。
性欲に走ると理性が飛んでしまい冷静な判断が出来ないいい例です。それともこの男はデブ専やったんかな?